次代担う佐治打刃物のリーダー

福井県越前市出身。30歳のとき、包丁鍛冶を志します。佐治武士氏に師事し、同氏から徹底指導を受け、鍛造技術を修得しました。現在は株式会社佐治打刃物の社長として同社を牽引しています。

野村氏は包丁鍛造の傍らナイフ製作も意欲的に取り組み、「野村作」の銘切りで数多くの作品を世に送り出しています。フォルムの美しさやブレードの仕上がりは定評があり、全国トップレベルのナイフショーで受賞歴もあります。海外での鍛造デモンストレーションなど、越前打刃物のプロモーションも積極的に行っています。

今後、越前打刃物界全体を背負って立つキーマンの一人です。