卓越した技術と抜群のセンス

大阪府豊中市出身。将来手に職をつけたいと18歳で越前鍛冶の道に入ります。

「越前丸勝」の名で知られる浅井打刃物製作所に入門。名匠、浅井正美氏のもとで鍛造技術を学びました。現在は一般家庭向けの包丁からカスタムナイフまで、幅広く製作しています。

卓越した技術を身に付け、創造力を生かしたナイフ製作も行っています。平成25年のオールニッポンナイフショー in 神戸では、魚の骨をモチーフにしたインテグラル鍛造ナイフでアルス賞を受賞。同年、山本打刃物を創設し、独立しました。

平成31年3月、39歳の若さで伝統工芸士に。注文を数多く抱え多忙な日々を過ごしながらも、休日には趣味の釣りで心身をリフレッシュしているそうです。