ポップアップイベント「DON'T YOU KNOW?」@ ISETAN SALONE

【ご報告】

東京ミッドタウン ガレリア(東京都港区) ISETAN SALONEさんでのポップアップ「DON'T YOU KNOW? 」展(令和6年9月25日~10月1日)は全日程を終了いたしました。

 

会期中お越しくださった方々、本当にありがとうございました。

ご報告が遅くなりましたが、この場を借りてお礼申し上げます。

広島からわざわざ来てくれた知人、学生時代の先輩後輩、Instagramのフォロワーさん、過去に弊社オンラインショップでご購入くださったお客様、そして普段だと絶対に接点の無い女優さんやアーティストさんなど、各界の著名な方々とご縁をいただけたこと、感謝いたします。

 

全国屈指のモノづくり集積地、福井。

越前打刃物や越前和紙、越前漆器、箪笥、越前焼、メガネフレームなど日本を象徴する工芸の美しさや匠の技の素晴らしさは海外でも知られています。

越山若水という言葉があるように、福井は美食の国。

山の幸、海の幸があり、美しい水がもたらす米のおいしさは定評があります。

また、米どころは酒どころという通り造り酒屋が多く、世界に名を轟かす蔵もあります。

さて、グローバルに知られる福井のモノ作りですが、国内ではいかほどかという問いが今回のイベントの出発点です。

イベントタイトル「DON'T YOU KNOW?」に、伝統工芸の魅力や文化的価値を我々日本人はどれぐらい認知していますか? というメッセージを込めました。

 

また、敷居が高いとか何となく古くさいなど「伝統工芸」という言葉がもつマイナス側のイメージを崩していきたい。

そして若い世代や一般女性にも魅力を知ってほしい。

そこにリーチすることを目指しました。

 

奇遇にも、第一線で活躍するフォトグラファー竹内裕二君とは幼なじみ。

それも同い年で家が目の前、ほぼ生まれたときからの知り合いという筋金入りです。

彼は東京暮らしが長く、20年以上音信不通だったのですが、広島で初めて開いた個展をきっかけに再会。

そして福井のモノ作りに興味をもった彼と一緒に産地を訪れるようになりました。

最初は黒﨑打刃物さん、それから漆琳堂さんや常山酒造さんなどの工房を訪ねました。

やがて、伝統を守りながらも時代に合わせてアップデートし、果敢に挑戦する3社(者)の姿やその世界観に魅了され、その奥深さを知るようになっていったのです。

 

常山酒造代表で杜氏の常山晋平さんは9代目、漆琳堂代表で漆職人の内田徹さんは8代目当主。

新しいことをするには膨大なエネルギーが必要です。

ときには批判も受けるでしょう。

奇をてらうだけなら簡単ですが、伝統を守りながら結果も出さなければいけない。

相当な覚悟がいりますしプレッシャーもあるはずです。

よし、おれたちも東京都心のど真ん中でチャレンジしてやろう。

3社の個性や独特の世界観を融合させ、新たな価値とライフスタイルの提案をしようと何度も福井を訪れ企画を練りました (※実働は竹内君で、弊社はほとんど何もしていません)。

 

初日の開店と同時に続々とお客様が来られ、夕方からのオープニングイベントには200人を超すご招待客で賑わいました。

今回のイベントは1週間の会期がありましたが、最終的に目標額の倍の数字が出ました。

若い世代や女性の方も数多くご来場くださったので、できる限りのご説明、ご対応をさせていただきました。

結果的には大成功だったと言えます。

と同時に、力不足だった部分や課題もたくさん見つかりました。

いまはっきり言えるのは、今回いただいた目に見えない財産が、きっと未来をプラスに変えてくれるということ。

 

インテリアスタイリストの作原文子さん、マウンテンモーニングの今井孝則さんには連日細かい部分に気を配っていただき大変お世話になりました。

ISETAN SALONEという特別な場所で、濃密な時間を共有させていただき大変勉強になりました。

会場をご提供いただきました株式会社三越伊勢丹さまにも改めて感謝申し上げます。

やり切ったいま、心地よい疲労と幸福感で満たされています。

この度ご縁をいただいた全ての方々、ありがとうございました。

イベント開催直前までご無理を聞いてくださり多大なご協力をいただいた黒﨑打刃物さま、漆琳堂さま、常山酒造さまには言葉で言い表せないほどの感謝しかありません。

そして最後に一言だけ。

ゆうじ(竹内)君、You're the BEST!

その他のストーリー

メディア出演情報(広島テレビさん「三四郎のDearボス」)

広島テレビさん、日曜夕方の人気番組「三四郎のDearボス」の収録がありました。 弊社の事業にスポットを当て、代表村上をボスとして取り上げていただく番組です。こんなこと、一生に一度あるかないか・・・。 最初に番組ディレクターさんからオファーの電話をいただいたときはにわかに信じがたかったのですが...