【メディア出演情報】
2月5日、RCCラジオ、平日夕方の人気情報番組「道盛浩のバリシャキNOW」に呼んでいただきました。
今回は、今年の1月から定期的に開催することになった宮島でのポップアップストアのことや、海外観光客の反応などについてお話させていただきました。
そのなかで、なぜこれほどまで日本の包丁(打刃物)が評価されるのかについて、歴史的背景や文化的側面などについて触れました。さらに、鍛冶屋や料理人の飽くなき向上心やこだわりの強さが多種多様な包丁を生みだしたことを例に出し、オタク文化の象徴と捉えられる節があることもお伝えしました。
生放送とはいえ一応事前に打ち合わせがあり、台本も用意していただいています。しかし途中から脱線してアドリブになるケースもあります。そうなると「やばい、どうしよう!」と焦りが出るのですが、道盛さん、藤田さんのリードにいつも助けられ、何とか乗り切ることができます。
補足になりますが、オタクと言えば一昔前だとサブカルでマイナス的なニュアンスがありましたが、いまや肯定的に捉えられるばかりか、れっきとしたメインカルチャーとして認知されています。ですから、例えば切れ味に対するこだわり、構造のこだわり、用途別に使いやすさを求めたこだわり等々、他国ではありえないオタク性をはらんでいるという意味でそのような表現を使わせていただきました。
また、宮島・町家通りでのポップアップストアはまだまだ認知されておらず、販売うんぬんという段階ではありません。それよりも、研ぎ直しを行うことにより、地元の方に喜んでいただけることが良かったという話もさせていただきました。
なかなかうまく話せず、終わった後にいつも色々と反省するのですが、独特の緊張感も含めて以前より楽しめるようになりました。今回もRCCラジオさんには大変ありがたい機会をくださり、感謝しかありません。打刃物に興味をもっていただいたリスナーさんが少しでもおられたら嬉しいです。